VOICE施工部の先輩の声3

施工部ではどのようなお仕事をされていますか？

私は、杭打ち作業の補佐的な仕事をしています。現場では、3人一組で現場に行くことが多いのですが、1名が杭打機の操作を行い、2名がそれを補佐する仕事をします。

私の仕事は主に、杭打機に鋼管杭を設置したり、鋼管杭を溶接したりすることです。鋼管杭は所定の位置まで地中に埋めていきますが、溶接をして総延長が長くなる杭もあります。

鋼管杭を施工するとき、鋼管杭には強いモーメント荷重が加わるので、しっかり溶接してそれに勝る強度を出す必要があります。それだけ技術力が求められる作業です。

他にも、ユンボなどの重機を操作して、穴を掘る作業をすることもあります。

施工部の1日の流れを教えてください。

朝、現場担当者の3人が集合し、資材や重機が積まれたトラックに乗って現場に出動します。現場に到着したら、機材を作業しやすい場所や決められた場所に置いて、図面を確認します。

図面には、鋼管杭を打ち込む位置と深さが記されています。鋼管杭を打ち込む位置と深さは、計算されたものですので、図面通りに作業を行うことが地盤改良にとって大事になります。

鋼管杭の溶接作業は、先ほど述べた通りです。溶接以外にも、鋼管杭を切断する作業もあります。鋼管杭を打ち込んでいるときに、硬い岩盤にぶつかり、所定の位置まで入りきらない場合があるからです。そういったときは、鋼管杭の頭を切断します。

作業前や作業後は、現場写真を撮影します。その写真で、後で報告書を作成しなければなりません。

当社が開発した回転貫入工法では、残土が出ないので、残土処理がいらないことが特徴です。そのため、現場から撤収ときの産廃処理がいらないので、機材を片付けて掃除をしたら撤収になります。

なぜ千代田工営に入ろうと思ったのでしょうか？

浦和工業高校に通っていたとき、同級生で仲の良い友達が千代田工営に入ることを決めていました。そのときに千代田工営の存在を知りました。

私は仕事内容やお給料、休みの多さなどにあまり関心がなかったのですが、当時の求人票に「入社したら海外研修がある」と書いてあったので、「海外研修に行けるのか。よし、ここにしよう」と単純に決めてしまいました。

仕事内容についてあまり深く考えないで就職を決めましたが、結果的に入社して良かったと思います。初めての就職の会社選びでしたが、運が良かったと思いました。

今の会社の雰囲気はどうですか？

仕事と休みのON／OFFの切り替えがしっかりしている人が多いと思います。仕事のときは真面目にしていて、仕事以外のときはフレンドリーでラフな会話が多いです。

後輩はもちろんですが先輩も気さくに話しかけてくれるので、人間関係であまり苦労したことはありません。先輩や後輩といっしょに飲みにいくことも多いです。先輩や後輩たちといっしょに、会社の保養所を借りてスノボに行ったこともあります。

千代田工営に入社して良かったことは何ですか？

私は高卒で就職したので、入社してから20歳を迎えました。そのときに、先輩が飲みにつれていってもらったことです。「ついに20歳を超えたか、よし飲みにいくぞ！」と誘ってもらえ、お酒の飲み方を教えてもらいました（笑）

仕事で良かったことは、資格取得がたくさんできて、スキルアップできたことです。入社してからユンボの操作、研削砥石、玉掛、ユニック、中型免許、ガス溶接、アーク溶接などの資格を、資格取得に関する費用を会社に負担してもらって取得できました。しかも、取得したら会社から表彰されました。とても良い制度だと思いました。

その後、何年かしたら職長教育も受け、現場で後輩たちの安全衛生を守る責任ある立場で仕事ができるように成長できたことも、良かったことの1つです。丁寧に仕事を教えてくださった先輩たちのおかげでもあります。

新入社員のときに印象的だったエピソードを教えてください。

求人票のところでも述べましたが、海外研修に行けたことです。当時はグアムに行ったのですが、すごく楽しかったです。研修とは言え、和やかな雰囲気でした。海やプールに行って泳いだり、夕飯に大きなステーキを食べたり、買い物をしたりと、良い思い出として残っています。

仕事面では、当時は1週間ほど研修を受けていきなり現場に連れて行かれたことです。厳しいと思ったけれども、当時は実践を中心に学んでいたので、仕事を覚えるのが早かったと思います。今では、施工部に配属されたら3ヶ月間の研修期間があります。現場で必要な動作や心構えを学べるので、安心してください。

入社希望の後輩にアドバイスをお願いします。

最初に就職する会社の選び方は、家に近かったり、お給料であったりと、人それぞれだと思います。どこの企業に就職するとしても、仕事をしっかり教えてもらえて、仕事を覚えて、スキルアップができるところを選んだほうが良いと思います。

千代田工営では、仕事は先輩たちが教えてくれるので、元気があって、素直であることが大事だと思います。仕事を覚えるためには、ある程度の学力は大事だと思いますが、学校での成績と仕事ができるかどうかは、実はあまり関係のないことが多いと思います。

そして、就職先は自分のやりたい仕事を選んだ方が良いと思います。やりたくない仕事を選んだら、お給料が良かったとしても、仕事が楽しくなりにくいので、長く続かないと思います。お給料が上がっていくためには、仕事を長く続けて、任せてもらえる仕事を増やして、スキルアップしていくことが大事だと思います。

千代田工営は、回転貫入工法という技術によって、社会に役立つ仕事ができる会社です。フレンドリーな先輩たちが仕事をしっかり教えてくれ、会社は資格取得についても応援してくれます。千代田工営で私たちと一緒に働いてみませんか。