VOICE経理部の先輩の声

経理部

小林さん(2010年4月入社)

経理部の仕事内容や業務の流れ、千代田工営の魅力などをお話しいただきました。

経理部の先輩の声

経理部ではどのようなお仕事をされていますか?

経理部での主な仕事内容は、会社で発生する売上や支払いのお金や伝票の管理、会計システムの入力作業です。毎月、経営者に提出する損益計算書や貸借対照表の財務データを作成します。当社は3月末が決算ですが、その後に決算報告書を作成します。

処理する金額が1円でも違っていたらいけないので、仕事では正確さや緻密さが求められます。

経理部での業務の流れを教えてください。

業務の流れを説明しますと、日次業務として出社したらメールやスケジュールの確認をします。次に、ネットバンキングで入出金データを出し、請求書などの伝票と照らし合わせて、会計システムに仕訳入力します。

また、社員との現金のやり取りがあります。経理部では会社の現金を金庫で預かっており、出張したりする人に出張費を渡したり、交通費の清算をしたりします。

月次業務として、完成した工事の売上集計をします。また、資材などの仕入れ先から、請求書が届きますので、それを会計システムに仕訳入力するとともに支払いデータ作成をします。私のミスで支払いができなかったら、取引先にご迷惑をかけてしまうので、単純な作業だけに注意を払っています。

年に1回、会社の決算の後では、勘定科目内訳書作成、棚卸や減価償却資産の整理などの処理を行います。4~5月は通常業務と決算処理が重なるので、忙しくなります。提携している税理士に連絡を取り、税理士に必要情報を提供したり、税金の支払いをしたりする業務もあります。

なぜ千代田工営に入ろうと思ったのでしょうか?

私は、小学生の頃にそろばんを習っていました。そのときからお店や会社のお金のことに興味があり、高校は商業科に入って簿記を習いました。その後、簿記専門学校に通いました。

実家から通勤できる範囲で、経理の仕事ができるところの求人を探したところ、千代田工営を知りました。同じ簿記専門学校に通っていた先輩が、千代田工営に入社したことがあり、私も千代田工営を選びました。

基礎杭とは何か知らなかったけれども、「基礎杭を通じて人の生命と財産をまもる」というパーパスに魅力を感じました。経理の仕事は、どの会社も同じようなもので地味なように思っていましたが、どの会社でもなくてはならない縁の下の力持ちの部署です。基礎杭も縁の下の力持ちというイメージにピンときました。

今の会社の雰囲気はどうですか?

当社は、他部署間とのコミュニケーションが取りやすいので、会計システムの入力作業という地味な仕事をしていても、誰かが声を掛けてくれて、他の人と親しみやすい雰囲気があります。他部署の人とも、ときに冗談で笑い合ったり、ときに仕事の相談で真面目に話し合ったりと、コミュニケーションが取りやすく明るい雰囲気だと思います。

千代田工営に入社して良かったことは何ですか?

私はスノボが趣味なのですが、宿泊費が会社負担の保養所が湯沢にあるので、スノボに格安で行けることが、入社して良かったことです。入社直後は給料が安いことは当たり前なのですが、それでも趣味が楽しめたことが嬉しかったです。

社内には、ゴルフが好きな人が多くて、ゴルフコンペがあります。最近ではあまりスノボをしなくなったのですが、コンペに参加したくてゴルフを覚え、趣味が増えました。

新入社員のときに印象的だったエピソードを教えてください。

最近ではコロナで中止になっていましたが、私が入社した年は新入社員研修がグアムで開催されました。初めてパスポートを取って、初めての海外でしたので、研修なのか海外旅行なのか分からない状態でした。

新入社員が5~6人いましたが、海外研修で全員がすぐに打ち解け合えました。

入社希望の後輩にアドバイスをお願いします。

工事現場で発生するお金は、本当にいろいろな種類があります。経理処理する場合は、それらを把握して、会計システムに正しく入力しなければいけません。ときどき、お金の内訳がわからないこともあります。そのような場合は、他の部署の人に聞いて、どのような内訳なのか聞くことがあります。

入社してから数年経過したときに、私は「工事現場の仕事内容やモノを知っておかないと、経理業務のスキルアップができない」と考えて上司に相談し、一時期、製造・資材管理部を経験させてほしいことを伝えました。「チャレンジすることは良いことだ」ということで、2~3年の間、他部署に異動することが許されました。また経理に戻ったときは、その経験が活かされ、「この資材を買ったらいくらになる」とか「いつにお金が入ってくる」というお金の出入りが把握でき、資金繰りのところが見えるようになりました。

当社は、このように、勉強したかったりスキルアップを求めたりする人には、その成長意欲を認めてくれる会社です。入社したら、そういった成長意欲を持ってもらいたいと思います。